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私はなんだかドキドキしていた。こんなこともあるんだなぁって。私は嬉しくなってハルにメールした。
「彼、とってもいい人だったよ。大人びてたけど、あの頃とぜんぜん変わってなかった。はなたれぼうずじゃなくなってたけどね（笑）彼からなんか封筒もらったんだけどあとで見てみるね♪」
私は送信し終わると、ベッドに転がりながらオレンジ色に染まった美しい景色と彼の笑顔を思い出していた。もらった未開封の封筒を胸に当てながら…
しばらくすると返事がきた。
「たった今知ったんだ…。言おうかどうしようか迷ってたんだけど…そらのために言うよ。彼…葉山君ね…」
その内容を見て、戦慄が走った。もう、どうしようもないくらいの寒気がして、全身に鳥肌が立った。耳を塞いだ。びくびくと震えながら彼女に電話した。
「お願い、助けて…」