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今宿探険記 〜あとがき〜 | top>>読み物のコーナー>>back |
帰りがけ(迷子から脱出したあと)、思いがけず高校時代の友人と再会した。ほぼ10か月ぶりの再会である。仲は良かったが、一切連絡を取り合う手段を持っていなかったのでこの再会は本当にうれしかった。最初、私は驚きと人見知りする性格のため、「久しぶり!」を連発することしかできなかったが、彼は人当たりがいい性格のためすぐに和んだ。お互いに近況や当時の思い出話をしながら自転車を押しゆっくりと歩いていった。その時点で体力・気力とも遥かに限界を超えていたと思われるが、「うれしい再開」に疲れは忘れていた。(途中水溜りに思い切り足を踏み入れてしまったが…(笑))
話をしていくにつれて自分の当時との「違い」が浮き彫りになってきた。話を聞いていると、当時自分はそんなふうに思われていたんだ、と妙に納得(?)してしまった。(とても大人しい人と思われていたらしい。)また、「めっちゃキャラ変わったね」を何回も言われた。ここでは詳しくは触れないが、とにかく彼からするとかなり変わったらしい。(自分では変わったつもりは…なきにしもあらずという感じか?(笑)…でもなんとなくうれしいような感じはした。)一緒に夕食をとったり、ケイタイの番号を交換したり、今度旅行に行く約束をしたりして、とにかく再会を楽しんだ。昔の友達は過去の自分を映し出す鏡なんだ、とつくづく実感できた再会でもあった。(「おかしな(-根本的な-)ところ」は今も昔も変わらず…というのも実感できた(笑))
最後に。かなり長い文章になってしまいました。おそらく今まで書いてきた文章の中で一番長いものになったでしょう。「探険記」という大それた名前は付いているものの、むしろ1人の学生の些細な(?)1日の出来事を綴った「日記」というほうが正しいのかもしれません。しかもなんだかだらだらと書いてしまいました。途中で退屈してしまったかもしれませんし、読みにくかったかもしれません。…もしご意見やご感想などがあれば、遠慮なく送ってください。
最後まで読んでくださってどうもありがとう!
今津探検記(原題) 2003年03月02日 words by C-real