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鬼夜。 | top>>読み物のコーナー>>back>>next |
(小松明により火が点けられた瞬間。激しい熱風が押し寄せてきます。)
その瞬間世界が変わりました。
参拝客の歓声とともに、包んでいた闇は一瞬で切り裂かれ、6つの紅蓮の炎が境内を明るく照らし出します。そして大松明から迫ってくる熱風。今まで味わったことのない感動と興奮が駆け巡った自分は、その圧倒的に燃え盛る炎を前に、ただ「すごい」と叫ぶことしかできませんでした。
(燃え上がる大松明。)
(中心部は真っ赤になっています。)
(天をも焦がす勢い。)
(縛っている縄を外している様子。かなり熱そうですが、これをしないと勢いよく燃えないそうです。)